不眠症は整体で良くなるの?
2018年07月09日
不眠症
不眠症とは??
不眠症の原因となりやすい人
不眠症は種類、原因が様々あり、軽い気持ちで放かっておくと、大変な病気になりかねません!!
不眠症の種類
1入眠困難
床についてもなかなか寝付きにくい(30分~1時間以上)
2中途覚醒
一旦眠りについても、翌朝起床するまでに夜中に何度も目が覚めてしまう
3早朝覚醒
希望する時刻、あるいは通常の2時間前に目が覚めその後寝付けず、疲れが溜まる
4熟眠障害
眠りが浅く、熟睡時間のわりに、熟睡したと感じることが出来ない
睡眠(ノンレム睡眠・レム睡眠)
眠りにはノンレム睡眠とレム睡眠があります。
睡眠は人にとって成長と疲労回復に欠かせないものです。
1ノンレム睡眠
ノンレムは深睡眠のことを言います。眠りの初めに出やすく、ホルモンを分泌し疲労回復に努めてくれています。
またノンレムは成長ホルモンを分泌してくれているので、子供の成長期にはとても大事な時間帯になってきます。
2レム睡眠
身体を休ませる睡眠で、脳は半分起きていると言われています。
昼間に起きたことなど、記憶を整理したりする時間帯です。
3体内時計
身体には体内時計がついていて、年齢など様々な理由で違います。そのため、ノンレム睡眠、レム睡眠の感覚も違ってきます。
原因
1ストレスと関連した不眠
ストレスによる不眠で、精神的なストレスなどが原因でなりやすいです。
また「今日も寝れなかったらどうしよう・・」などの不安から、慢性的不眠症を起こすこともあります。
2薬・または飲食物からくる不眠
カフェイン・アルコールはもちろん、風邪薬、降圧剤、ステロイド剤、経口避妊薬、抗がん剤、など不眠を起こす薬はたくさんあります。
3生活習慣からくる不眠
不規則な生活習慣からくる不眠症です。
4体の病気と関連した不眠
色々な症状・病気により起こる不眠です
5心の病気と関連した不眠
うつ病、交感神経亢進症などや、また認知症や、脳血管障害などの脳の障害でも不眠は起こります。
不眠症(睡眠不足)で起こること
1慢性の疲労が蓄積するため、肩こり、腰痛、慢性頭痛などの症状を引き起こしやすくなります
2風邪をひきやすくなったり、病気になりやすい体になります。どうしても免疫力低下などが起こるからです。
3ホルモン分泌が悪くなることにより、血糖値や血圧が高くなったり、慢性になると、高血圧・糖尿病にもなったりします。女性では、生理不順、生理痛などにも影響が及びます。
関連性が高い病気
1糖尿病
糖尿病患者の約3人に1人の割合で不眠に悩んでいると言われています。
糖尿病の症状により寝れなくなることが多いそうです。
また不眠症により糖尿病にもなりかねません。
睡眠の質が落ちると、インスリンの働きが落ち、血糖値を抑える力が衰えます。
そのため糖尿病にもなりやすいのです。
2高血圧
高血圧のかたの約40パーセントの方が日民で悩まれていると言われています。
また睡眠が十分にとれない場合、血圧が高くなりやすく、健康な方であっても、睡眠をきっちりとれなかった翌朝は血圧が高くなりやすいのです。
不眠症のある人は今後高血圧になるリスクが上がってしまうので気を付けましょう。
3泌尿器系の病気
頻尿がある方は夜中にトイレに行きたくなり、その後に眠れなくなる不眠症があります。また、お年寄りは眠りが浅いことからちょっとした尿意で起きてしまいます。
4うつ病
うつ病の9割近くの人が何らかの不眠を持っていると言われています。
不眠症になっている方のうつ病率が高いのはもちろん、若いときに不眠症が起こっていた方のうつ病の発症率が多いことが知られています。
5痛みの強い病気
きつい腰痛。肩こり、片頭痛とくに50肩が酷い方は痛みが強すぎて、寝れない方がたくさん見受けられます。
6かゆみのある病気
アトピー性皮膚炎・アレルギー・ストレスによる皮膚の失神などにより不眠症を起こすことがあります。
7呼吸器の病気
無呼吸症候群や慢性の肺疾患、気管支喘息により不眠に至りやすいです。
たとえ寝れていたとしても、睡眠の深さが浅くなり朝がしんどくなります。
原因
1幼少期の問題
幼少期に睡眠の時間が遅くなったり、短かったりバランスが悪いと大人になっても睡眠に悪影響が出ます。また親に感情の抑圧があったりすると、不眠症が起こりやすいです。
2ストレスの問題
ストレスによって起こる不眠症です。
夜に交感神経が緊張しているとなかなか眠りにつけないです。
ストレスと言ってもネガティブに限らず、興奮したり、楽しい事でも眠りにつくのが難しいこともあります。
感情の抑圧がある方も眠りにつきにくいし、眠っても浅い傾向があります。
3薬物・飲食物の問題
薬物の副作用や、カフェインや、アルコールなどで不眠が起こることがあります。
4痛みの問題
痛みの強い、頭痛、肩こり、50肩、腰痛などは睡眠時にも痛みが出るために、睡眠の妨げになります。
また胸鎖乳突筋(首の前の筋肉)が過緊張されている方も睡眠障害が起こりやすいです。
5精神心理学的問題
睡眠がしっかりとれていないと思い込んで、不安になってしまい不眠症になるケースです。
この場合は寝る場所が変わったり、外出先では寝れる方もおられます。
予防法
1体を温める
寝る前のお風呂はしっかり浸かりましょう。
冬場は少し温度を下げ、長めに浸かるもしくは、体を洗う前に一度お風呂に浸かり、洗った後にもう一度お風呂に入りましょう。
夏でも、室内の冷房などで体は冷えていますのでお風呂に浸かりましょう。
2適度な運動
専業主婦・事務関係の仕事をされている方は、血液の流れが悪くなかなか体が疲労してくれていると感じてくれません。
15分ほどで良いのでお散歩しましょう。
また、ストレッチなんかも良いでしょう。
3音楽を聴く
ヒーリング効果の高いものを寝る前に10分ほど聞きましょう。
副交感神経が優位になり体がリラックスしてくれます。
4呼吸の予防
呼吸にも2種類あり、胸式呼吸、腹式呼吸です。
今回は腹式呼吸を使っていきます
。腹式呼吸はしっかり行うと、体内に入る酸素量が増え、体を落ち着かせてくれます。
朝起きてから、お昼、夜に行うと1日の疲労も変わってきます。
最後に
不眠症に悩まされる方はたくさん見られると思います。
我慢は良くないですし、悪化していくとうつ症状になったり、自律神経の症状が出てしまうこともあります。
また睡眠薬・安定剤などの薬を飲んでも、症状は抑えられるものの、また不眠症になってしまいます。
不眠症に対してもしお困りなことがあればご相談ください。
当院では自律神経整体を行い、交感神経、副交感神経の攻勢を行うことが出来ます。
少しでも不眠・寝つきが悪い・寝ても起きてしまうお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。
無料カウンセリングも行なっております。