統合失調症のお子さんを支える親御さんへ

    「行きたいのに動けない」のはなぜ?

   統合失調症と自律神経の疲れの関係、そして回復の土台作り


「学校に行かなきゃと思っているのは本人も分かっているはずなのに、どうして動けないのか」

「身体は元気そうに見えるのに、外に出ることがとてもつらい様子を見ていると、どうしてあげたらいいのか分からなくなる

「自分の声かけが合っているのか不安で、毎日が手探り…

お子さんが統合失調症と向き合う中で、そんな深いお気持ちの中で過ごされている親御さんも多いのではないでしょうか。

まわりからは見えにくい苦しさ。そして、親として「支えたいのに支えきれない」と感じる無力感。

そのつらさは、とても深いものだと思います。

まずお伝えしたいことはただひとつ。**あなたは今まで、十分以上に頑張ってこられています。**

そのことをどうか忘れないでください


 

「外に出られない」のは怠けではありません。心と体が“限界”に近づいているサインです

 

お子さんが「行きたいのに動けない」状態は、意思や努力の問題ではありません。その背景には、統合失調症の特性と深く関わる脳と自律神経の極度の疲れがあります。

  • 周囲の刺激を強く感じやすい: 外部からの音、光、他人の視線などが、通常よりも大きなストレスとなって脳に負荷をかけている状態です。
  • エネルギーの枯渇: 外出や登校は、体力以上に「精神的エネルギー」を大量に使います。そのエネルギーがうまく充電できていないため、「頭では分かっているのに体がついていかない」という状態が生まれます。

回復には、**「心と身体が安全だと感じられる、穏やかな環境」**が必要です。当院は医療機関ではありませんが、その安心できる土台作りを専門的な視点からサポートします。


 

当院が行うサポート:回復への土台を整える3つの柱

 

当院では、お子さんの「身体を落ち着かせること」「安心できる環境をつくること」を重視し、心身の緊張をゆるめることに特化してアプローチします。

 

1. 【専門的アプローチ】 自律神経整体

 

  • 作用: 緊張で硬くなった筋肉、乱れた呼吸のリズム、そして姿勢を優しく整えます。これにより、常に興奮状態にある自律神経を静かに落ち着かせ、**「外の刺激に疲れにくい身体」**へと戻していく土台を作ります。
  • 期待できる変化: 身体の力が自然と抜け、夜間の深い休息が取りやすくなります。

 

2. 【専門的アプローチ】 クラニアル(頭蓋骨調整)

 

  • 作用: 「頭が休まらない」「考えがまとまらない」「眠りが浅い」といった、統合失調症と関連する神経の過敏な状態を、非常に繊細なタッチでサポートします。脳と神経を包む膜の緊張を解放し、静かに落ち着く時間を促します。
  • 特徴: 繊細な感覚が和らぎ、思考が少しずつ整理されやすくなります。

 

3. 【専門的アプローチ】 カウンセリング(サブコンコミュニケーション)

 

  • 作用: お子さんの「できないこと」ではなく、**「できている部分」「維持できている部分」に視点を向け、自己肯定感を育む関わりを大切にします。親御さんには、「親御さん自身がほんの少しでも力を抜ける場所」**として、不安なお気持ちを丁寧に受け止め、ご家族全体の安心感を取り戻すサポートを行います。
  • 特徴: 親御さんの不安が和らぐことが、お子さんにとっても最大の安心材料となります。

 

親御さんの声

 

🔹 四日市市 / お母さま(中学生のお子さん)

「外に出られない日が続いていましたが、まず『できていること』を一緒に見つけてもらえたことが救いでした。子どもも『行けなきゃだめ』ではなく、『今日はここまででいい』と自分を責めなくなり、家の中で笑顔が戻ってきました。親である私も、安心して話せる場所ができたことに感謝しています。」

 

ご家庭で意識したい大切なポイント

 

無理に動かそうとするよりも、安心の土台を一緒に育てることこそが、結果的に回復への近道です。

  • 良い日と悪い日は波があって当然と受け止め、一喜一憂しない意識を持つ。
  • 「できたこと」を一緒に喜ぶことが、自己回復の大きな力になります。
  • 親御さん自身が休むことは、決して「手を抜くこと」ではありません。親の心の余裕が、お子さんの安心感に直結します。

最後に

 

あなたはひとりではありません。そして、お子さんもひとりではありません。

回復のペースは人それぞれです。速さを比べる必要は全くありません。「今日できた一つ」を大切にしながら、ゆっくり進んでいきましょう。

私たちは、親御さんとお子さんにとって、**「安心して立ち寄れる場所」**でありたいと思っています。まずはお話を聞かせてください。

【当院へのアクセス・ご予約はこちら】 [予約ページへのURLをここに挿入]

【参考リンク】 🔹 厚生労働省|統合失調症への支援・理解 https://www.mhlw.go.jp/ 🔹 ご家族向けサポート情報(院内ページ / 予定) 🔹 自律神経ケアに関する当院ブログ

この記事を書いた人

院長 大塚 紀臣

院長 大塚 紀臣

三重県四日市市出身。
1983年4月1日生まれ。
国家資格・柔道整復師。
学生時代のサッカー中の大きなケガをきっかけに、「同じように苦しむ人を助けたい」と治療家の道へ進みました。
開業後、痛みを繰り返す方や原因不明の不調に悩む方と向き合う中で、自律神経整体・疲労回復整体・内臓調整・頭蓋骨調整などを学び、身体と心を総合的に診る施術を行っています。

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