捻挫について
2018年07月06日
お役立ちブログ
足首の捻挫の処置には様々あります。 足首の捻挫の処置を知ることで慌てず捻挫に対応・処置出来るようになります。 また原因を知り、捻挫をすると体がどうなるのかを知っていると、 自分でもケアや気を付ける事が出来ると思います。 足首の捻挫の対処法について、捻挫の処置がどんなものか確認をしていきましょう。
捻挫の処置の仕方は?
基本的に捻挫の処置は『RICE(ライス)処置』というのが行なわれます。
R・・・安静(動かずに休むこと)
I・・・冷却(患部を冷やすこと)
C・・・圧迫(患部を圧迫・固定すること)
E・・・挙上(心臓よりも高い位置に患部をあげること)
それぞれ説明していきますね。
◇ Rest(安静)
まず、「Rest」安全な場所で座ったり横になったりし、患部を動かさないように安静に保つことです。 特に足首の場合、体重をかけることや動かすことは痛みを増したりする原因となりますので 一刻も早く安静に入ることが大切です。
◇ Ice(患部を冷やす)
安静体勢をとったら、患部を氷や冷却材で冷やしていきます。
冷やす目的としては痛みを和らげること、そして炎症の拡大を抑えるためです。
簡単な方法としては、ビニール袋を用意し、それに氷を入れます。
入れたら空気を抜いて締め、患部に当てます。
その際、直接当てるのではなくてタオルなどを巻いてその上から当てるようにしていきます。
目安は15分〜20分ほど。感覚が無くなってくるのが終了の合図。
氷、冷却材を外していきましょう。
2〜3セットほど繰り返していきます。
◇ Compression(圧迫・固定する)
大抵の場合、冷却と同時に行われますが、患部を固定していきます。
包帯を巻いたり、サポーターをつけたりして行います。
あまりにきつくしすぎると血流が悪くなり、血行不良を招きます。
ですので、皮膚の色を確認するなどの配慮が必要です。
◇ Elevation(患部を心臓よりも上の位置に挙上する)
患部を心臓よりも上の位置に上げます。
今回みたいに足首の捻挫の例であれば、仰向けになり、何かの台や椅子に捻挫した足を上げます。
捻挫が治るまでの時間は、度合いにもよりますが、概ねスポーツレベルへの復帰は3週間前後かかる事が多いです。
ちなみに捻挫の度合いはレベルがあります。
【Ⅰ度】・・・1週間程度で痛みが無くなる軽度の損傷。
【Ⅱ度】・・・靭帯の一部が断裂してしまっている状態。痛みの他に腫れが出現するのが特徴です。
【Ⅲ度】・・・靭帯を完全断裂している状態。歩行が困難、場合によっては手術の必要性も出てきます。
足首を捻挫すると、身体でどういうことが起こる?
足首を捻挫した場合、別の角度で診ると別の所でも影響が生じます。
では、どういった変化が起こるのでしょうか?
ポイントとしては2つ。
【1】身体から『動かさないで!』という信号発信されます。
それが『痛い!』という感覚。
【2】他の関節まで一緒に固くなってしまう。
足首を捻挫した場合、患部である足首の靭帯はもちろん炎症を起こしています。
そこで血を集め、早く傷の修復をしようと身体が働いてくれています。
修復中や修復が進んだ時など、患部は「痛くて」動かさないのです。
身体がこれ以上、動かされたくない為、本能的に「痛み」という感覚を出して動かすのを防いでるのです。 ですので、「動いても大丈夫だよ」と脳、身体に教えてあげることが大事になります。
そして、足首を捻挫すると連鎖的に膝関節や股関節まで固くなってしまいます。
身体は、単体の関節だけでは動きが生じません。
手を挙げるという動作にも、足まで関係してきます。
それほど身体の関係というのは密接な関係なのです。
動きづらくなった股関節から動かしてあげることも、間接的に足首の動きを回復することになります。
最後に
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