起立性調節障害で朝起きられない…頭痛・めまい・だるさで「学校に行けない」お子さんを支えている親御さんへ

「うちの子だけなんで?」「怠けているの?」

          その様なことはないんです!


お子さんが「朝起きられない」「立つとふらついてしまう」「頭痛がする、気持ち悪い

そんな状態が続いていると、親御さんとして本当に心配ですよね。

本人も「行きたい気持ちはある」のに身体がついてこない。周りに理解されないつらさ。将来への不安。そして親御さんの「どうしてあげればいいのか」という戸惑い。

さまざまな負担がご家族に重なってしまうことがあります。

ここでまずお伝えしたいのは、お子さんはサボっているわけでも、怠けているわけでもないということです。

「気持ちの問題ではない」起立性調節障害の本当の原因

起立性調節障害(OD)は、自律神経の調整がうまくいかず、血流が不安定になることで起きる身体の状態です。

これは「気持ちや根性」でどうにかできるものではありません。身体の働きを根本から整えるアプローチが必要なんです。

なぜ「朝に症状が強く出る」のか

ODのお子さんは、「寝ている状態から立ち上がるときの血圧調整」がうまくできません。

本来であれば、立ち上がるときに自律神経が血管を収縮させ、脳へスムーズに血を送ります。しかし、自律神経がうまく働かないと、以下のような悪循環が起きてしまいます。

立ち上がった時に脳へ血が届かない。だからめまいや立ちくらみが起こります。身体が活動モードへ切り替わらないため、だるさや頭痛、吐き気が続きます。そして夜にスイッチが切り替わらないことで、寝つきにくさや寝不足が生じてしまうのです。

当院では、この自律神経の「切り替えスイッチ」を優しく調整し、血流が安定しやすい体づくりをサポートします。

当院が行うケア:お子さんの心と身体に寄り添う3つの専門的アプローチ

当院では、デリケートなお子さんに対し、無理な刺激や無理な運動は一切行いません。身体と心の両面にやさしく働きかけることで、「自分は大丈夫だ」と感じられる安心感を取り戻すことを大切にしています。

自律神経整体

呼吸に合わせながら、身体の深部の緊張をゆっくり解放していきます。

お子さんの身体は、本人も気づかないうちに「勝手に力んでしまう状態」になっていることが多いんです。この無意識の緊張を和らげることで、自律神経の切り替えがしやすい状態を作っていきます。

施術は非常にソフトで、「これで本当に変わるの?」と思われるくらい優しいタッチです。でもこの優しさが、デリケートなお子さんの身体には必要なんですね。

脳への血流調整の土台となる姿勢や呼吸を整えることは、ODのケアに不可欠な要素です。実際に施術を受けられたお子さんから「呼吸が楽になった」「身体が軽くなった気がする」という声をいただいています。

クラニアル(頭蓋骨調整)

頭のこわばりは、自律神経や睡眠リズム、そして血圧調整にも深く関わっています。

この施術では、非常に繊細なタッチで頭部の緊張をゆるめ、脳と神経を休ませる時間を促します。頭蓋骨は23個の骨が縫合線でつながっており、わずかな動きがあります。この微細な動きを妨げている緊張を解放することで、脳の疲労や神経の過敏さが静かに落ち着いていくのです。

多くのお子さんが、触れられて初めて「自分の頭がこんなに緊張していたんだ」と気づかれます。そして施術後に「ふっと頭が軽くなった」「なんだか気持ちも楽になった」と感じる方も少なくありません。

心の緊張と身体の緊張は、実は深くつながっています。

サブコンシャスコミュニケーション(心の整理の時間)

「学校に行けない自分」を責めてしまうお子さんの気持ちを、そのまま否定せずに受けとめ、安心できる場所を感じてもらう時間です。

無理に前向きにさせようとするのではなく、今感じている不安やつらさを、ありのままに聴きます。「ちゃんと聴いてもらえた」という経験が、自己肯定感を育むサポートになるんです。

親御さんへ:親御さんご自身の「どうすればいいの」という戸惑いや不安を整理する時間としても活用いただけます。お子さんだけでなく、支えるご家族の心のケアも大切だと考えています。

クライアント様の声

同じような状況だったご家庭の一例をご紹介します。

「朝はまったく起きられず、学校に行けない日が続いていました。施術に通う中で、少しずつ『午前中に起きられる日』が増えていきました。本人が『また行けるかな…』と自分で言えるようになったことが、とても大きかったです。焦らずに進んでいいんだと言ってもらえたことが救いでした」

※個人の感想であり、すべての方に同様の効果を保証するものではありません。

ご家庭でできるセルフケア:回復のきっかけ作り

お子さんが毎日少しでも楽になるための、簡単なセルフケアをご紹介します。

朝のお白湯を一口から

起きた直後に、コップ半分ではなく一口で大丈夫です。

体内への負担が少なく、身体が「動きはじめるきっかけ」になります。無理に飲ませようとせず、できる範囲で続けてみてください。

できた日は「できたね」と一緒に喜ぶこと

これがとても大切です。

できなかった日は責めずに、小さな一歩を大切に。回復は「段階」がとても重要なんです。昨日できなかったことが今日できたら、それは大きな前進。そのことを一緒に喜んであげてください。

お子さん自身が「自分は少しずつでも良くなっている」と感じられることが、次のステップへの力になります。

最後に

お子さんも、親御さんも、ここまで本当に頑張ってこられたと思います。

すぐに正解が見つからなくても大丈夫です。回復は、焦らず、ゆっくりと少しずつでいいんです。

「いつになったら学校に行けるようになるんだろう」という不安もあるかもしれません。でも、お子さんの身体は必ず変化していきます。その変化を信じて、一歩ずつ進んでいきましょう。

私たちは、ご家族のつらさに寄り添い、お子さんが心から安心できる体を取り戻すための土台作りをお手伝いいたします。

一人で抱え込まず、まずはご相談ください。一緒に進んでいきましょう。


参考リンク

この記事を書いた人

院長 大塚 紀臣

院長 大塚 紀臣

三重県四日市市出身。
1983年4月1日生まれ。
国家資格・柔道整復師。
学生時代のサッカー中の大きなケガをきっかけに、「同じように苦しむ人を助けたい」と治療家の道へ進みました。
開業後、痛みを繰り返す方や原因不明の不調に悩む方と向き合う中で、自律神経整体・疲労回復整体・内臓調整・頭蓋骨調整などを学び、身体と心を総合的に診る施術を行っています。

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