椎間板ヘルニア
2018年06月29日
椎間板ヘルニア
『昔、腰椎のヘルニアになったから、もう治らない、、』 慢性的な腰痛に悩まされている方にお話しをお伺いすると、よく耳にします。
椎間板ヘルニアになってしまったら、一生腰痛とお付き合いを しなければならないのでしょうか??
それは、皆さんの思い込みで、実際はそのようなことはありません!! キチンとした対処をかつ原因が分かれば、腰痛の悩みが解決するキッカケにもなります。
そもそも、ヘルニアって何なの??
「椎間板ヘルニアになっていますね。」と整形外科さんに言われるかと思います。
椎間板ヘルニアは、椎間板がヘルニアを起こすということを表しているのですが ヘルニアを病名の様に思っている方が多いように思います。
では、ヘルニアとはどんな状態になることなのでしょうか。 ヘルニアとは、突出した状態のことを指します。
ですから、椎間板ヘルニアは、椎間板が突出してしまった状態のことを言います。
椎間板は24個の脊椎の間にあるクッションの役割をしているもので、 背骨にかかる負荷を軽くしているものです。 構造については中心に髄核(ずいかく)があり、髄核を包み込むように 繊維輪(せんいりん)があります。
例えば、大福でイメージしてもらうと分かりやすいと思います。
髄核を餡、繊維輪を大福の皮です。
ですので、ヘルニアを起こしている状態と言うのは、 大福の中身の餡が出てしまうと思っていただければと良いと思います。
その餡が神経を圧迫しシビレ・痛みを出している原因なんですね。
椎間板へルニアは、どのような痛み?
✓足やお尻のしびれ
✓前かがみになると痛みやしびれが強まる
✓鈍い腰痛が慢性的に続く
✓腰に急な激痛がある
椎間板ヘルニアは、ぎっくり腰のような急な激痛や腰に鈍い痛みがしつこく続く事があります。
腰痛以外の特徴的な症状として、“下半身の痛みやしびれ(坐骨神経痛)”を伴うことが多いです。
腰の痛みから始まり、症状が悪化すると足に症状が出始めます。
左右どちらか一方の足に現れることが多く、 お尻から太ももの外側・後ろ側、膝~足首までの外側、時にはつま先までと広い範囲に及びます。
また、前かがみや中腰の姿勢など、腰を前に曲げた時に腰~足の痛みやしびれが強まります。
痛みのため長い時間座っていられないこともあります。
ヘルニアの予防方法!
◇腹筋・背筋を『ウォーキング』で鍛えましょう
椎間板ヘルニアを予防するためには、腹筋と背筋を同時に鍛える必要があります。
腹筋だけとか、背筋だけ鍛えるよりも、同時に鍛えた方が椎間板ヘルニアを効果的に予防が可能です。
まず腹筋や背筋を鍛える最も基本的な運動は、「腹筋運動」「背筋運動」になります。
どちらも耳にしたことある運動で、一度は試した事があると思います。
しかし、背筋運動や腹筋運動と言うと【腹筋】・【背筋】といった筋肉トレーニングを思い浮かべるかと思います。 また、そのトレーニングも良いとわかっていてもなかなか、続けられないという方も多いです。
そういった方にお勧めしたい運動は、『ウォーキング』です。 ウォーキングは、正しい方法をとる事で背筋や腹筋を上手に鍛える事ができる運動なのです。
◇効率よく鍛える、ウォーキング方法!
上記で説明したように、椎間板ヘルニアを効率よく予防するためには、ウォーキングがお勧めです。
でもただ歩くだけでは、背筋と腹筋を鍛える事ができません。
では、『効率よく鍛えるウォーキング方法』とはいったいどうすれば良いのでしょうか? まずは、背筋をピンと伸ばす事、歩幅をなるべく大きくとる事を心掛けてください。
ウォーキングを毎日10分程度する事で、背筋や腹筋を効率よく鍛える事ができます。
毎日ウォーキングの時間をとる事ができないという方は、仕事や買い物などの行き帰りの少しの距離を利用してみてはいかがでしょうか。
暑い日(夏などの季節は)涼しい時間帯(早朝・夕方)や熱中症予防をしっかりして行ってください。
姿勢をピンと伸ばして、お腹にきゅっと力を入れながら歩くだけで、背筋や腹筋が鍛えられます。
このように、椎間板ヘルニア予防には、腹筋運動、背筋運動、ウォーキングがお勧めです。 もちろん無理はいけませんので、無理しない程度に続けてください。
最後に
四日市市桜台のさくら鍼灸整骨院は あなたの悩んでいる症状の原因を探し一時的な改善ではなく、根本的な症状の改善治療をしています!! 悩みから解放されたい!私の症状は大丈夫? 気になったらご相談下さい。