彦根市立病院 緩和ケア科部長
ホリスティックコミュニケーション
研究所主宰
医師 黒丸 尊治
さくら整体・整骨院の大塚院長は、私が教えている 「ホリスティックコミュニケーション」を学ばれ、 疲労回復整体・自律神経整体に「心の治癒力」を 引きだすコミュニケーションを取り込み、 人間が本来持っている 「自然治癒能力」のスイッチを押すような整体を されています。 大塚先生は勉強熱心で、少しでも多くの方を健康で 幸せになるよう日々精進されている先生です。 私は大塚先生を信頼しています。
生理痛には個人差があります。
頭痛・肩こり・腰痛・恥骨部の痛みなど痛みが出てしまうパターン。
また体の痛みではなく、精神的にイライラしたり、倦怠感に襲われてしまう方もいます。
現在当院でも多くの方が生理痛で悩み来院されます。
症状は原因の違い、環境の違いによって違ってくると思います。
プロスタグランジンは生理中に分泌されるホルモンの一つで、子宮を収縮させ子宮内膜を剥がすときの経血をスムーズに体外に排出する働きがあります。
この働きは陣痛促進剤としても利用することからこの物質が過剰に分泌されると生理痛時にも陣痛に似た痛みが押し寄せたりします。
このプロスタグランジンには痛みを強める作用があるため、頭痛・肩こり・腰痛・恥骨部の痛み・冷え・ダルさ・胃腸の不調・吐き気が起こりやすく、生理初期に起こりやすいです。
これは子宮がまだ未発達な若い女性に起こる問題です。
経血の出口が狭いために起こる痛みです。
成熟すると痛みは消えやすいです。
1度出産したり、30代以降に痛みが引いている方は子宮口が広がってくれたおかげです。
夏場は冷房・冬場は気候のために身体が冷えたり、女性は血管も細く血液の流れが良くないので、腹痛を起こしたり、腰痛を起こしたり、肩こりを起こしやすいです。
生活環境でのストレスやトラウマなどにより自律神経が乱れ、ホルモンバランスが崩れるので生理痛の症状が悪化します。
子宮内膜症・子宮筋腫・子宮がんなどの病気により生理痛の様な痛みが生じます。
この問題は気づきにくいので気を付けましょう。
生理前の1週間ほど前にくる症状のことで、排卵後の身体の不調は黄体ホルモンの分泌が原因で、熱・乳房の痛み・むくみ・精神不安定などがあります。
また精神症状がきつい場合はPMDD(月経前気分不快障害)になるときもあります。
妊娠に必要なホルモンの1つで妊娠しやすい状態を維持します。
子宮の膜を厚く、受精卵が着床しやすくし赤ちゃんのベッドを作り受け入れ状態を作り出します。
またプロゲステロンは乳腺を発達させる働きがある為、胸が張ってしまったり痛みが伴う事もあります。
子宮の収縮を抑えるホルモンで、妊娠しなかった場合は子宮の収縮し内膜を外に出す作用もになっています。
このホルモンが過剰に分泌されると、子宮の収縮がきつくなり下腹部に痛みを生じ、腸にも反応するため胃酸を出し過ぎになり胃がムカムカしたり、下痢になったりします。
このホルモンは皆さんよく知っているホルモンの1つでしょう。
女性らしい体にするためのホルモンの1つです。
このホルモンが過剰分泌もしくは長期に続くと乳がんの発症が高まると言われています。
いろいろな方法がありますが、まずは食事の時間、食事の質、食事の量を調整しましょう。
特に冷たいものは避けましょう。
アルコールも控えましょう。
飲物はなるべく白湯を飲みしょう。
この方法は体力・筋力をつけるのではなく、程よく代謝を上げ、自律神経を整える作業なので、過度に行うことはお勧めしません。
ウォーキングも15分程度、ストレッチも気持ちの良いくらい、ヨガもよいでしょう。
身体を冷やすことは内臓が冷えて、自律神経も乱れやすいです。
夏場でも部屋はクーラーなどで身体が冷えやすくなっているので、お風呂には浸かりましょう。
食事のほうもなるべく温かいものや、夏場でもなるべく白湯がよいでしょう。
この方法はいろいろあります。
癒される音楽を聴いたり、趣味をしたりと自分の中でストレスを解消できそうなことは、自分の時間を作り積極的にやりましょう。
でも過度な趣味は避けるように!!
当院に来られた患者さんの中で、他の院で治療をしたがなかなか良くならなかった方の声になります。
参考までにご覧ください!!